児童デイサービス(福祉サービス)を利用するにあたり、「サービスを受けることが個人にとって必要」という証明が必要になります。そのため書面で証明を提出し、申請する必要があります。書面での証明とは、「医師意見書」もしくは「療育手帳」、「医師による診断書」等になります。
医師意見書とは、医師が発行するものであり、どのような書式でも構わないので、
①「サービスを受けることが個人にとって必要」ということ
②その理由
の記載があれば、福祉サービスを受けるにあたっての意見書になります。
診断書とは、診察を受けた個人の症状や診断を記すものであり、「自閉症スペクトラム」等何らかの診断を受けた方に対して発行されるものです。一方、医師意見書とは、診断はされなくても、診察を受けた個人についての意見を医師が述べたものです。低年齢のお子さんの場合、診断がされないこともありますが、医師によって「福祉サービスを受けることが必要」と認められれば意見書は発行されます。
医師意見書は、小児科や児童精神科にて発行されます。北海道内にはたくさんの小児病院がありますが、発達に関しての外来受診は予約が取れるまで時間を要する場合があります。発達について外来受診されていない方は、まずはお住いの自治体(区役所や市役所)の発達相談窓口(子育て支援室等)などに相談してみてください。